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北秋田市在住の鍼灸師。治療のこと、田舎暮らしのことなど書いています。コロナ自粛のため東京治療室は閉鎖中。https://www.kurumi-room.com


by satomi117h
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スクールバーズでした

今日は、ボイトレ、オプション講座、通常レッスンと、半日バーズに籠った一日でした。

ボイトレは、ついにキーボード壊れるほど使い込みました(?)
発声オプションは、みなさん結構音域広いことを発見。

通常レッスンでも何度か指摘していますが、せっかく持っているものを使わずに、
ものすごく狭い範囲で、
持っている可能性のほんの数パーセント、それもど真ん中から外れた思い込みの音域やトーンで表現している方のなんと多いこと。

やはり、地の声っていうのは、その人にとって一番リアリティのある声だと思います。
装うことも繕うこともない素の声とともにどーんといられることが、すなわち個性なんだと。

それが分からないという方も多く、
地声と出会うというのは、人によっては、ある種メンタル的なことを包含していることもあると思います。
私自身もそうでした。
裏声系の古い時代の局アナタイプでしたから。
まず、そのことに疑問を持つまでに何年もかかり、
今度は、極端に裏声否定し調子を崩すこと数年。

どれもこれも大切な自分の要素なんだと気づき、穏やかに自分の声と向き合うことができたのは、
つい最近です。
ほんとに、不器用と無知がセットで歩いてきたような人です。

まぁ、パッと理解できて切り替えられる人もいれば、なかなかできない人もいます。
私は、なかなかできない、極端から極端に走る、その心理的な背景や、
フィジカルも含めて知りたいという気持ちから、多くのことを学び、多くの気づきがありました。

すぐにできない人は、その分学んでいることが多いんだと思います。
そういうことにしたい。

ところで、スクールバーズの学長は、
地声とは、『人の悪口を言う時、借金をする時の声』と、言っていましたが、
言い得て妙(笑)
でも、もすこし前向きな表現で、何かないですかね。
by satomi117h | 2013-06-22 23:59 | 声のお仕事 | Comments(0)