SDCPのイベント
2013年 01月 26日
SDCP(発声障害患者会)のイベントに行ってきました。
初めての参加です。
会の活動報告、個々人の活動報告、医学講演会と充実の内容でした。
まだまだ世間での認知度が低く、実質的な心と身体のケアについては、行政や教育機関の協力が欠かせません。
地方の方でも治療が受けられるように、学校でいじめにあわないように、様々な働きかけをしていらっしゃいます。
患者さんご自身の体験報告やグループミーティングでは、それぞれのリアルな体験に、思わず膝を乗り出して聴き入りました。
医学講演会では、渡嘉敷先生と先生のクリニックのSTさんのお話がありました。
SDの鑑別診断についての説明や、脳科学の分野との連携が必須であるというお話は、これからの治療法について希望を感じました。
実際、先生のクリニックで、今年から患者さんの協力を得て、光トポグラフィーを使って、発声障害が出ている時に脳のどの部分が興奮しているかの検査を行うそうです!
また、STさんの音声訓練についての講演も興味深く聴きました。
特にSDは、他の発声障害と比較して、音声訓練で効果を出すのは、一段階以上難しいんだろうなという印象を持ちました。
渡嘉敷先生は、内転型SDの鑑別方法として、一度ボツリヌムトキシン注射を打ってみると正確に判断できるとおっしゃっていました。
どこの緊張が強いのかが正確にわかれば、音声訓練が有効な障害と難しい障害もはっきりしてくると思います。
病の機能的、器質的な部分を調べて行くことと、それに対応した治療法を見出して行くことは、大切な両輪だとあらためて感じました。
まだまだ謎の多い病ですが、注目して行きたいと思います。
初めての参加です。
会の活動報告、個々人の活動報告、医学講演会と充実の内容でした。
まだまだ世間での認知度が低く、実質的な心と身体のケアについては、行政や教育機関の協力が欠かせません。
地方の方でも治療が受けられるように、学校でいじめにあわないように、様々な働きかけをしていらっしゃいます。
患者さんご自身の体験報告やグループミーティングでは、それぞれのリアルな体験に、思わず膝を乗り出して聴き入りました。
医学講演会では、渡嘉敷先生と先生のクリニックのSTさんのお話がありました。
SDの鑑別診断についての説明や、脳科学の分野との連携が必須であるというお話は、これからの治療法について希望を感じました。
実際、先生のクリニックで、今年から患者さんの協力を得て、光トポグラフィーを使って、発声障害が出ている時に脳のどの部分が興奮しているかの検査を行うそうです!
また、STさんの音声訓練についての講演も興味深く聴きました。
特にSDは、他の発声障害と比較して、音声訓練で効果を出すのは、一段階以上難しいんだろうなという印象を持ちました。
渡嘉敷先生は、内転型SDの鑑別方法として、一度ボツリヌムトキシン注射を打ってみると正確に判断できるとおっしゃっていました。
どこの緊張が強いのかが正確にわかれば、音声訓練が有効な障害と難しい障害もはっきりしてくると思います。
病の機能的、器質的な部分を調べて行くことと、それに対応した治療法を見出して行くことは、大切な両輪だとあらためて感じました。
まだまだ謎の多い病ですが、注目して行きたいと思います。
by satomi117h
| 2013-01-26 23:00
| 今日のとぱーずむ~ん
|
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