声のお仕事、身体のお仕事と心地よいライフスタイルを追求します(*^o^*)


by satomi117h
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スクールバーズ新年会

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ミッドタウンの外にアイススケートリンクができていました!
お月様とのコラボが素敵。でも寒い025.gif

今日は、スクールバーズの新年会でした。
懐かしい顔にも会えて嬉しかったです。
何と言っても一番の見どころは、『新春シャンソンショー』
今回は、ミュージカルでした。

生徒さんで、まぁ、喋りてだったりそれを目指す人だったりですから、いい声、でかい声という方は多いのですが、
これほど本格的な声が出て、歌がうまいとは!!
もう、圧巻というか唖然としたというか。

スクールももう6年目かな?
私は立ち上げの時から参加させていただいていますが、
加速度的に進化しています。
日々、私が尻を叩かれています。

今年も生徒さんと良い刺激を交換しながらやっていけたらと思います。
充実の一年にしましょう012.gif
by satomi117h | 2013-01-27 12:07 | 今日のとぱーずむ~ん | Comments(0)

SDCPのイベント

SDCP(発声障害患者会)のイベントに行ってきました。
初めての参加です。
会の活動報告、個々人の活動報告、医学講演会と充実の内容でした。

まだまだ世間での認知度が低く、実質的な心と身体のケアについては、行政や教育機関の協力が欠かせません。
地方の方でも治療が受けられるように、学校でいじめにあわないように、様々な働きかけをしていらっしゃいます。

患者さんご自身の体験報告やグループミーティングでは、それぞれのリアルな体験に、思わず膝を乗り出して聴き入りました。

医学講演会では、渡嘉敷先生と先生のクリニックのSTさんのお話がありました。
SDの鑑別診断についての説明や、脳科学の分野との連携が必須であるというお話は、これからの治療法について希望を感じました。

実際、先生のクリニックで、今年から患者さんの協力を得て、光トポグラフィーを使って、発声障害が出ている時に脳のどの部分が興奮しているかの検査を行うそうです!

また、STさんの音声訓練についての講演も興味深く聴きました。
特にSDは、他の発声障害と比較して、音声訓練で効果を出すのは、一段階以上難しいんだろうなという印象を持ちました。

渡嘉敷先生は、内転型SDの鑑別方法として、一度ボツリヌムトキシン注射を打ってみると正確に判断できるとおっしゃっていました。
どこの緊張が強いのかが正確にわかれば、音声訓練が有効な障害と難しい障害もはっきりしてくると思います。

病の機能的、器質的な部分を調べて行くことと、それに対応した治療法を見出して行くことは、大切な両輪だとあらためて感じました。
まだまだ謎の多い病ですが、注目して行きたいと思います。
by satomi117h | 2013-01-26 23:00 | 今日のとぱーずむ~ん | Comments(0)

レンコン生姜くず湯

寒い日が続いています。
半年前から続けている漢方薬のおかげもあって、
この冬は、風邪もひいていないし、
一頃悩まされた後鼻腔の痛みも全くありません。

ただ寒さのせいか、珍しく微妙にお腹が痛い感じが少し。
今日は、昼食が遅かったので、夕飯は抜いて、代わりにレンコン生姜くず湯にしました。

いつもは風邪のひきはじめに作るのですが、冷えと胃腸が疲れている時にもいいですね。
そして、空腹の時間をキチンと作ると、心と身体の切れがよくなる感じです。

そういえば、空腹状態になると記憶力がアップするということが、ショウジョウバエを使った実験で証明されたというのが、今日のニュースでありました。
空腹時に記憶力を向上させるたんぱく質が、脳内で活性化されるんだそう。
ヒトにも同じたんぱく質があるので、人間にも当てはまる可能性は高いと。

ま、医学的というか科学的な分析は専門家にまかせるとして、人って、生活の中で体感して学んで行くことって多いですよね。
お墨付きもらえたカンジデスかね。
私は、ずっと以前から少食派です001.gif

あ、でも記憶力限定だとチト怪しいかなぁ…
by satomi117h | 2013-01-25 23:55 | Comments(0)

最近走っています!

フルマラソンやハーフマラソンに出場している患者さんに刺激されて、
私も半年ぐらい前から走り始めました!

と言っても、走ることが大の苦手な私は、まずゆっくりでいいから連続して走れることを目指しています。
はじめは5分と走れなかったのですが、最近では40分ぐらい連続して走れるようになりました。
まぁ、走ると言っても時速6.5キロから始めたので、ハエが止まるようなスピード037.gif
最近では時速7.5キロ台後半に。
やっと人並み近いところまできました。

人と比べるより、自分の中の変化が感じられることが一番大切ですね。
とにかく走り終わって、お風呂、サウナのあとの爽快感!
今の私の生活の中で、最も幸福を感じる瞬間です。

そして、心肺機能アップは思わぬ効果が。
動揺することが少なくなったような気がします(笑)
一昨年の秋から両親の介護で実家通いが続いていますが、
以前は、え!?どうしようとパニックになることも度々でした。
でも走り始めてから、そんな時でも、心臓バクバク、呼吸が乱れるということが少なくなった気がします。
ま、慣れもあると思いますが。

40代、50代になると、健康であるかどうかの差は、どんどん開いてきます。
健康の底上げ、貯金をしておくことは、ホントに大切だと思います。

さ、みなさん、治療室くるみのセルフ・トリートメントをご活用ください012.gif
by satomi117h | 2013-01-23 18:05 | 身体からだ! | Comments(0)
SD(痙攣性発声障害)の治療について、当治療室で行っている内容をご紹介してきました。

すでに触れたように、SDの患者さんは、症状の出方も障害のタイプも様々です。
私にとっては有効であったことが、そのまま多くの方に有効であるとは言えないことも事実ですが、神経系の誤作動を正すということは共通する課題だと思います。

症状が激しい時は、その回路がしっかりつながってしまっている状態なので、効果は感じられにくいかもしれません。
むしろ症状が軽い時や出そうな時に、積極的に③④を行って、いい状態を身体に味わせるが大切だと感じています。

そこで、ヨガ教室やゴスペル教室に通うように、数名の患者さんでお互いの症状を観察しながら、 SD治療のエクササイズができたらなぁというのが、私の提案です。

今まで十名ほどのSDの患者さんを受け入れてきましたが、私の力量不足もあり、なかなか継続治療に至っておりません。
もう少し丁寧に治療法を伝えたいという気持ちと、SDの治療が軸になったエクササイズの場があったら、より多くの患者さん同士で支えあえるのではないかという気持ちで、このブログを綴りました。
ご意見やご感想をいただければ嬉しく思います。

058.gif 優しい女性の治療家 治療室くるみ058.gif
by satomi117h | 2013-01-23 15:13 | 痙攣性発声障害の治療 | Comments(0)
当治療室で行っている痙攣性発声障害の治療についてご説明しています。

今日は、④伸筋で声を出す

①脳脊髄液の還流を整える…クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)
②筋力のバランスを整える…AK(アプライドキネシオロジー)

が受け身の治療であるのに対して、③、④は自分で行えるエクササイズ(フィジカルトレーニング)です。

③のボイストレーニング的な『内喉頭筋、外喉頭筋の促通をはかる』と共に、
内外喉頭筋のバランスが取れた発声を感じる瞬間を体感したら、その時の身体の感覚を覚えておいて、
身体の使い方を外側からのスイッチとして、いい状態を自分から再現できるようにしていこうというものです。

症状がひどい時は、何とかでないようにコントロールしようと、力が内側に内側にと向かい気味です。
これを外向きの力で、ピーンと張りつめた状態で声を出そうという提案です。

姿勢で『伸筋を使う』というと、解剖学的には、腰と胸を反らすことを言うので、
正確には、上下に引きあうということです。

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風船を持つ女の子の手を下に引き下げることによって、風船の糸はピンと伸びて、風船が上へ昇っていきます。
風が吹いても、女の子が重力に素直に大地に立ち、糸を下向きの力で引いている限り、風船は上でユラユラそよいでいます。
この状態が、筋力バランスが取れている状態と考えます。
(もしかしたらアレクサンダーテクニックでこういう図があったかもしれません)

風船を持つ手が、仙骨(腰)部分です。
糸が背骨で、風船が頭部です。

仙骨の軸が正確な場所にどっしりしていれば、頭は楽に上へ上へ伸びていけます。
ひもがピンと伸びて、頭を支える力は最小で済みます。
(秋田の竿灯祭りのバランスも同じ原理ですね)

仙骨と頭部で引きあう力をイメージできたら、さらに喉頭の部分も、上下、少し前で上・少し後ろで下、
少し前で下・少し後ろで上と、ピーンと引き合う力を感じて声を出します。
つまり、②の体幹で支えて首回りに力が入らなくていい状態と③の内外喉頭筋のバランスの取れた状態を
自分から再現するというエクササイズです。

以上、今の時点で取り入れている主な治療法をご紹介しました。
次回は、まとめです。
by satomi117h | 2013-01-21 15:42 | 痙攣性発声障害の治療 | Comments(0)

難経臨床研究会

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今日は終日鍼の研修会でした。
午前中の座学は、『蔵象論』

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看護師で鍼灸師のイトウさんが、
東洋医学と西洋医学の蔵象の特徴、共通点、相違点などをお話ししてくれました。

イトウさんは看護師のキャリアが長く、今は救急外来に勤務、検査法や鑑別診断についてとても詳しく、
今日は、色々な質問が飛び交いました。

鍼灸師にとっても、鑑別診断は大切です。
一カ所の痛みや違和感の裏には、どんな病変の可能性があるのか、そこの理解を深めて行くことは、治療の大切な原点だとあらためて感じました。

臓器のイラストは、パーツの取り外しができます!
イトウさんがご自分で作られたそう。

すごい!
テスト的にやってみたら、きっと東洋医学の方が難しいかも014.gif
by satomi117h | 2013-01-20 20:58 | 今日のとぱーずむ~ん | Comments(0)
当治療室で行っている痙攣性発声障害の治療についてご紹介しています。
今日は、
④内喉頭筋、外喉頭筋の促通について

内喉頭筋は、喉頭(声帯を容れているところ)の内側の筋肉で、
声帯を開く、閉じる。
裏声を作る、地声を作る(音の高低を作る)などの働きをします。

外喉頭筋は、喉頭の外側の筋肉で、
喉頭(喉仏と考えてもいいと思います)を上へ引き上げたり、下へ引き下げたりして、
音の高低を作る。
共鳴腔を変化させて、喉をつめた声、開いた声を作るなどの働きをします。

SDのタイプは、『内転性』『外転性』とその混合型に分類されているので、閉鎖筋、もしくは開大筋の過緊張は、SDの最大の特徴であると思いますが、
実際の患者さんの発声を聴いたり、また私自身の体験から、
喉頭の動きや地声・裏声の使い方にも偏りがあると感じます。

クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)の時も少し触れましたが、
私の場合は、喉頭が引き下げられた位置で固まっていることに気付き、一時期は指で喉頭を支えて発声したりしました。
声が響かずスカスカした発声に悩まされていた時だったので、もしかしたら喉頭を指で支えることで
閉鎖筋が働きやすい状態を作っていたのかもしれません。

また、喉頭周りの神経の促通を目的としてボイストレーニングを始めた時に、
地声と裏声がうまくつなげずに、クッと詰まった時の感覚や、
地声をうまく長音で出せずに、ブレーキとアクセルが同時にかかるように、ガ、ガ、ガ、ガと震える音が出たりする感覚は、症状のひどい時の感覚とよく似ていたので、
状態を再現して、悪い感覚を一つづつ潰していく意味で、このトレーニングはとても有効でした。

このトレーニングプラス身体の使い方のイメージトレーニングが、いい状態を再現できる回数を増やしていきました。
ということで、次回は、『伸筋で声を出す』です。


ところで、今回の④で、正直言ってとても気になっていることが一つあります。

それは、お問い合わせいただいたSDの患者さんを含め、患者さんに声楽家の方が何人かいらっしゃいます。
そういう方は、たぶんこのようなトレーニングは半端じゃなく積んでいらっしゃるだろうということです。

そう考えると、この病は、患者さんによって出方も状態も全く違う本当にやっかいで不可解な病だと思います。

私自身も、よりによって、自分が一番自信があると思っていたところになんで出るわけ?
と、そこの部分に一番腹が立ちました。

で、ここからは私の勝手な想像なんですが…
得意だと思っていることは、それを確実にするために、
苦手なことは、それを回避するために、
検証と称して余計な神経回路を一個作ってしまったのでは。

たとえば、私は、ナレーションの仕事で、
反対語や似た言葉が出てくると、読み違いする確率がぐんと増えます。

右と左、上と下、縦と横、東と西…
建設と建築、制作と作成、論理と理論、議論と論議、記述と記載、認証と承認…

読み違いが結構多いので、何故だろうと考えてみました。
多分、その言葉に対し声にする前のコンマ何秒かの間に、頭の中で、万全を期して(かどうかはわかりませんが)
読み違えの可能性のある言葉をわざわざ一度引き出して、『これは違うからね』という確認作業をしたいのではないでしょうか。
で、確認作業中になぜか違う方を選んでしまう…という残念な結果。

これは、スランプのアスリートにも結構あることではないでしょうか。
悪い状態を一度確認して、『これじゃないからね』としたいのに、なぜか悪い回路がつながってしまう。
ちょっとそれてしまいますが、浅田真央選手のスランプも、慎重になればなるほど、悪い状態を分析すればするほど、
余計な神経回路が一個つながって、それがかえって邪魔している気がします。

その回路を、必要に応じて繋いだり切ったりできるのが一流のアスリートなのでしょう。
そういう意味で、彼女にとっては正念場だと思います。
ドキドキしながら応援しています。

浅田真央選手と比べるのは大それたことですが、
私にも、得意なことであればあるほど、それを確実にしようとして余計なことをしてしまう的なことが起こっているような気がします。
なので、これはもうコツコツ神経を教育していくことが大切だと思うのです。

わざわざそっち行かなくていいから。
こっちの近道しようね。そう、近道だと思うんですよ。そして楽な道。
多分そうなんだと思います。
by satomi117h | 2013-01-19 03:36 | 痙攣性発声障害の治療 | Comments(0)
当治療室で行っている痙攣性発声障害の治療について、数回に分けてご説明しています。

①脳脊髄液の還流を整える…クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)
②筋力のバランスを整える…AK(アプライドキネシオロジー)
③内喉頭筋、外喉頭筋のバランス
④伸筋で声を出す

現時点で用いている四つの柱のうち、今日は
②筋力のバランスを整える…AK(アプライドキネシオロジー)について

・ストレスがあると筋力は低下する
・特定の筋肉がこわばる背景には、その筋肉自体の筋力が低下していたり、協調して働く筋肉や拮抗して働く筋肉 がうまく稼働していないことがある

というAKの考え方に基づいています。

AKは、東洋医学(経絡や臓腑学説)や様々な種類の反射学など多くの診断法を網羅した治療法で、
筋力のバランスを指標に、臓腑のエネルギーバランス、体液の流れ、、神経の促通を整え、ストレスに強い身体を作っていきます。

特徴は、過緊張の局部よりも、その緊張を作っているところにアプローチしようという発想です。

こわばっている筋肉だけ緩めることをしても、身体は理由があって頑張っている(こわばっている)ので、
それをむりやり緩められたら、危機感を感じてますますこわばります。
こわばりの連なりを探り、局部が安心して頑張らなくてもいい状態を作り、その状態を身体に学習させようという考え方です。

実際、SDの患者さんには、首回りの筋肉や腹筋が緊張している方は多いですし、息を吐く時に横隔膜が緊張しているせいで声が震えると思われることが多くあります。
こんな時は、たとえば、身体を支える軸になる筋肉(腸腰筋、腹横筋などのインナーマッスル)の筋力低下がみられることがあり、
そこにアプローチすることで、横隔膜の動きや首回りが自由になるということを多く体験してきました。
結果的に、緊張感の少ない呼吸や発声に結びつきます。

筋力バランスを整えることは、大切な要素ですし、実際、私自身もこの治療を受けた後は身体に対する安心感がよみがえり、ふと気づくと、あ、調子いい…と感じました。


どの治療法も、一気に変化があらわれるわけではありません。
症状がひどく何をやってもダメなときもあります。
そんな時は、今までの努力がすべて水の泡だったような何とも言えない無力感に襲われますが、
過去を振り返ると、私の場合は、確実によい方向へ変化してきているので、コツコツ自分の中に取り入れていくことが大切だと思い、続けてきました。
(時々やけになり、また思い直して取り組む日々です)

①、②は受け身の治療ですが、
いい感覚が得られたら、積極的に自分仕様にして取り入れていくことが大切です。
そこで大切なのが、③、④のエクササイズです。

次回は、
③内喉頭筋、外喉頭筋のバランス
です。

ここでは、私自身が受けて効果があったと思えるものをご紹介しています。

自分にあっていると感じられる治療法なら、なんでもありだと思います。
あっていると感じられる(変化が感じられる)のがその方にとって有効な治療法だと思いますし、
また変化を感じる感性も大切だと思います。

そして自分の身体と会話しながら自分仕様で積極的に取り入れられ、続けられること。
少しづつでも自分の状態の変化が分かるようになり、さらに続けていけるというエクササイズと出会い、良い循環を作っていきたいと思います。
by satomi117h | 2013-01-16 16:38 | 痙攣性発声障害の治療 | Comments(0)
当治療室で行っている痙攣性発声障害の治療について、数回に分けてご説明いたします。

当治療室では、
痙攣性発声障害の治療として、現時点で次の四つの方法を柱としています。

①脳脊髄液の還流を整える…クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)
②筋力のバランスを整える…AK(アプライドキネシオロジー)
③内喉頭筋、外喉頭筋のバランス
④伸筋で声を出す

治療内容は、すべて院長自ら体験し、効果があったと感じているものです。

基本的な考え方としてすべてに共通していることは、神経系の誤作動を正し神経の促通をはかることです。


①クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)で、脳脊髄液の還流を整える

脳脊髄液は、神経を滋養しており、クラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)は、
神経系、内分泌系など内部環境を整える働きがあります。

脳と脊髄を容れる硬膜管の中の脳脊髄液の流れを、頭蓋骨、仙骨、足などの微妙な動きを指標にみていく治療法です。
 詳しくはこちら
 
実際の方法は、足のわずかな内旋、外旋、頭蓋骨を構成する前頭骨、頭頂骨、側頭骨、蝶形骨、後頭骨、頬骨それぞれの独自の動き、仙骨の微妙な上下動のリズムを指先で感じることと、わずかに動きを大きくする方向に誘導することです。

その過程で、周りの組織は自ら緩んでいきます。
緊張や長い間に出来上がった頭蓋骨や仙骨のゆがみのパターン、硬膜管のねじれを整え、頭蓋底を通る神経や血管の圧迫も少なくします。
 
外力で緩めるとは違い、自ら緊張を手放していくので、安全で深いリラクゼーションが得られます。
余談ですが、イソップ童話『北風と太陽』にちなみ、私はこれを『太陽療法』と呼んでいます。
 
他に、この療法は、深いリラクゼーションの中で潜在意識や無意識の身体の使い方に触れることがあるようです。
不思議なことに、私は、トレーニング中に初めてクラニオのリズムが分かったのが、自分の甲状軟骨(声帯を収めている場所)の動きでした。
 
甲状軟骨が、グーッと上の方に上がっていくのと、反対にグーッと下方に押し付けられる時が交互にめぐってきて、
上へ行くのは、裏声だけで発声していた以前の自分、
下へ行くのは、裏声を封印して地声だけで話している今の自分の感覚で、
その時、直感的に、極端にどっちかに振れる使い方に問題があったのではないかという思いが突き上げてきました。

その体験もあり、
③ボイストレーニングで内喉頭筋、外喉頭筋の促通をはかる。
というのも必要なトレーニングであると感じました。

痙攣性発声障害では、一般的に障害が出ているときの声帯の状態から、『内転性』と『外転性』とその混合型と分類されていますが、外喉頭筋のバランスも重要な要素です。

さらに、首、肩、胸、背中の呼吸に関する筋肉、横隔膜の過緊張なども症状に付随して起こることが多いことから、
その部分に対する治療はもちろん必要ですが、安易にただ外力で緩めるのではなく、
その患者さんの身体の事情に耳を傾けることと、
自らが緊張を手放す方向に持っていくこと(神経の教育)が必要なのではと思います。

そのためには、このクラニオ・セイクラルワーク(頭蓋仙骨療法)は、有効な治療法であると感じています。
また、過緊張の筋肉には理由があるという点で、

②AKで筋力のバランスをとる
というのも有効な治療法です。

次回は、②のAKについてご説明します。
by satomi117h | 2013-01-16 01:21 | 痙攣性発声障害の治療 | Comments(0)