声のお仕事、身体のお仕事と心地よいライフスタイルを追求します(*^o^*)


by satomi117h
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少しづつ…

あの大地震から3週間が過ぎました。
みなさん、いかがお過ごしですか?

被災された方には、あらためて心からお見舞い申し上げます。

私も東北出身で、被災したところは、馴染みのところも多くあります。
目を覆うばかりの映像に心を痛め、
連絡がつかない親戚を案ずる日々を過ごしていました。

こんな時にネガティブな言葉を吐くまい。

被災地の方とは比べるべくもありませんが、そんな張りつめた気持ちで過ごす日々が続き、
私自身も、そして日本中の誰もが、そんな思いで過ごしてきたことと思います。



先日、月に一回のナレーションのお仕事で、地震以来初めての収録がありました。
クライアントさんが毎回大阪からいらしてくれることもあり、毎回、お互いの近況を話すことから始まるのですが、
前回の時は、まさかこんなことが起ころうとは思ってもいませんでした。

もう危うく20年になろうとするお仕事ですが、今回の収録で気がついたことがいくつかあります。
ともかく、こんな時だからこそ、ポジティブに、目の前の仕事には全力で向き合おうと思っているのですが、
その気力とは別に、やはり、通常とは微妙にバランスを崩した私がいます。

調子の良い時は、発した音が、自分の共鳴空、自分の身体全体、そして身体から離れている空間も味方にして
気持ちよく広がっていくイメージが広がるのですが、
その日は、発した途端にプシュッと何かに吸収されて消えるカンジです。
響かないので、響かそうとして少し強い音を出すのですが、その音がまた何かにまた抑えつけられて
すぐに響きが吸収され、そしてまた強い音を出そうとして、空回りしているカンジ。

響きは感覚的なことなのですが、
後鼻腔から咽頭、喉頭にかけての感覚の違いは、はっきりしています。

後鼻腔から咽頭は、ずっと少しの痛みが出たり消えたり。炎症のある痛みです。
喉頭は、動きが硬くて少し上がっている感じです。

これは、泣いた時の感覚です。
大声を上げて泣くのをこらえて、でも感情が込み上げてしょうがない状態で泣いている感覚です。
喉がぐっとしまり、涙が鼻に流れ込み、口呼吸でしゃくり上げている時の状態です。

そういえは、この3週間、さまざまな報道を目にして、1日として泣かなかった日はなかった気がします。
収録しながら、あぁそうか、恐怖心や不安感が、随分身体を強ばらせていたんだなぁと
しみじみ思いました。

まだまだ大変な時間は続きますが、
こんなふうに、少し自分を客観的にみられるようになったことは、
私にとってのGOサインなんだなぁって思いました。

ほんとに被災者の方の比ではありませんが、
傷ついた自分、恐怖におののいた自分をしっかり認めて、私は私で一歩を踏み出そうと。
できることから少しづつ粛々とやっていこうと心に誓いました。

『がんばろうニッポン』キャンペーンは、今月も行います。

少しでも皆さんがホッとする時間をとり戻せるように微力ながら頑張ります。
by satomi117h | 2011-04-03 16:00 | 今日のとぱーずむ~ん | Comments(0)