えいがのみかた…
2009年 06月 18日
お仕事の間隙縫って映画館に滑り込みセーフ
ここのところ、2本続けざまに新作を観ました。
『60歳のラブレター』と、
『アイ カム ウィズ ザ レイン』
極端なんだなぁ、これが
『60歳の…』は、
ほのぼのとしたストーリーで、ついポロリときてしまいました。
私自身の60歳もそう遠いことではないので、
その時にパートナーがいない恐怖を少し想像しました(笑)
3組のカップルのストーリーがうまく絡みあって
役者さんも、うまい!と、しみじみいい!!が程よいバランスで
面白かった
わたし的には、尾形イッセーの
どナチュラルな芝居にあぜん!
『アイ カム…』は、
非日常的な世界に遊べる…的なことを期待していったのに
最悪!!
グロい!グロすぎ!!
グロすぎて不愉快になりました。
吐きそうな嫌悪感!
マジ怒っています
確か、『心の傷を持つ3人の男が…』というキャッチフレーズを聞いた気がするのだけれども
何が傷?
私には、その傷とこのグロさの必然性がさっぱりわかりませんでした。
思うに、
作った人は、ストーリーなんてどうでもよくて、
まずエキセントリックでグロい映像が撮りたいがための作品だったのでは?
ぐらいに思いましたよ。
キムタクの顔にウジ虫を這わせたい。
だからミンダナオ島のジャングル。
香港のガラス張りの高層ビルから夜景を望んで
エッチなシーンやバイオレンスシーンを撮りたかったとか、
イ・ビョンホンには、とにかく残虐な人をやらせたかった。
だから血みどろシーン満載。
キムタクの十字架貼り付け残虐シーンも、
最初にあれがやりたいがための
キムタク、癒しの人の役?
殺人鬼の、死体をオブジェにした映像、
ジョシュ・ハートネットへの執拗な暴力シーン。
どれ一つとっても、グロさだけが残り、
私には、心の傷の深さもストーリーの面白さも伝わって来なかったですよ。
ま、映像表現なわけだから、それもありかもしれないけど、
作った人は、無駄に自己顕示が強い人な気がした。
そして私には、嫌悪感が残ったってカンジ
なんですか?
この監督、『ノルウェーの森』を撮るんですって?
私、絶対観ません。
20年前、ワインボトル空にして夜通し読んだ小説、
この人の無駄な自己顕示で汚されたくないですから
by satomi117h
| 2009-06-18 01:40
| 今日のとぱーずむ~ん
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